コラム
必見!粗大ゴミなどの回収業者を上手に活用する方法
引っ越しなどの際に大量のゴミが出るのはよくあることですが、断捨離やミニマリストがもてはやされる昨今、普段から気になっていた家の中を片付けはじめたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
断捨離などでも要らなくなった本棚やベッドなど、大型の家具を処分しなければならないこともあるでしょうが、粗大ゴミの多くは、引っ越しを機に新しいものに買い替えたりすることで排出されるものです。
粗大ゴミの回収は、各自治体に申し込む方法が一般的です。
しかし、費用は安く済むものの、マンションなどの場合は、1階に在るゴミの収集場所や、エントランスの外まで運び出さなければなりません。
自分で処分場まで運び入れることもできますが、粗大ゴミのサイズに合ったクルマを用意して、積み込んだり降ろしたりする必要があります。
そうでなくても忙しい引っ越し前に、果たしてそんなことをしている余裕があるのでしょうか…?
そこでおすすめなのが、粗大ゴミに対応した不用品回収業者です。
何故粗大ゴミ回収業者なのか
不用品・粗大ゴミの処分を自力でやる場合
まず引越しの場合、その前のスケジュールを考えてみましょう。
引っ越しの3ヶ月から1ヶ月くらい前というのは、不動産業者に連絡して解約手続き、転出に関わる各種手続きをはじめる頃でしょう。
ひと月前くらいまでには引越し業者を決めて、引っ越しの日にちも決めなければなりません。
近年の引越し業者は人手不足などが重なって、希望の日にちで引っ越しができないなどの事態も起こっています。
ですので、なるべくなら早い段階で引越し業者は決めておくと良いでしょう。
ひと月から一週間前くらい前には、水道やガス、電気などの解約と、引越し先での契約手続きをしなければなりません。
それに、引っ越し当日までに荷物の整理をして、不用品の分別と処分も済ませなければなりません。
無論、住居の解約や公的な書類の住所変更など、やることは山ほどあります。
社会人であれば、片付けができるのは、週末や休日に限られてしまうでしょう。
引っ越しの日まで3ヶ月あったとしても、片付けに割ける時間は、実質ひと月足らずということになります。
新居関係の手続きも含めて部屋の整理に入ることになりますが、片付けをはじめて驚くのが、どこにこれだけのものが入っていたのかというほどの荷物の量だと思います。
中には長いこと着ていなかった服や、古くて使えなくなったバッグや靴、諸々の書類や本などの紙類、転居先で新しく購入する予定のベッドや棚など、ゴミになるものも多いものです。
このゴミになる不用品は、引っ越し当日までに住んでいる自治体のゴミ分別ルールに従って、分けておかなければなりません。
ゴミ問題が叫ばれる昨今、これを怠ると回収自体を拒否されてしまうこともありますから、
かなりの手間ではありますが、おろそかにはできません。
粗大ゴミの中には自治体で引き受けをしていないものもありますから、注意が必要です。
特に家電リサイクル法が適用されるエアコンや冷蔵庫などは、基本的に自治体で引き取りはされません。
家電量販店などに問い合わせて、処分の依頼ができるか確認しておくことが必要です。
また、例えば独り暮らしの場合であれば、引っ越しまでのスケジュールを自分でコントロールできるかもしれませんが、パートナーや就学している子供が居たりすれば、相手の仕事のことや学校のことも考慮に入れなければなりません。
対応しなければならない手続きも増えますし、共働きであれば尚のこと、時間の調整も必要になりますから、家族全員で対処しなければならないでしょう。
不用品・粗大ゴミ回収業者に依頼する場合
まず、手間が省けます。
業者であれば、指定の日に引き取りに来て、そのまま持って行ってくれます。
忙しい中、片付けをしながら粗大ごみを運び出すというのは、思うよりも面倒なものです。
週末なしか引越し準備に時間が割けないというような場合、運び出す手順を考えながら荷物の整理をするのは至難の業になることが考えられます。
その点、粗大ゴミ回収業者に依頼してしまえば、自治体に連絡して回収の予約をする必要もありませんし、なにより不用品の細かい分別は必要なくなります。
また、自治体で引き受けの対象外になっているものでも、大抵は回収可能となっています。
粗大ゴミや不用品の回収業者は、引越し時の対応に慣れているので、忙しい中でもストレス無く作業が進むことでしょう。
業者に依頼すれば、もちろん費用はかかりますが、それはその分の対価です。
煩わしさと手間と時間が省けるという、費用に見合ったメリットがあるのです。
また、引っ越しの費用は荷物の量と距離によって決まります。
引越し前に粗大ゴミになるような大型の不用品を処分してしまうことで、引っ越し費用自体が低く抑えられることも考えられます。
粗大ゴミ回収業者の費用は、軽トラック1台ならいくら、2tトラック1台ならいくらといったように、回収した不用品の大まかな総量で決めていることが多いので、相殺されたような形になるかもしれません。
粗大ゴミ回収業者に依頼した場合の最大のメリットは、回収対象が広く、自分で分別をする必要が無いこと、指定の日時に引き取りに来てくれること。
引越し前で忙しい中、何よりも大切な時間が節約できることでしょう。
なお、断捨離ブームなどで不用品や粗大ゴミ回収業者も増えています。
依頼する業者は、ホームページやポスティングされたチラシなどから探すことになるかと思いますが、必ず数社から見積もりを取ってサービス内容等を比較してください。
無料をうたう粗大ゴミ回収業者には注意!!
よく軽トラックなどで、無料で不用品を回収しますなどとアナウンスしながら住宅街を回っている業者がいますが、これには注意が必要です。
例えば、なんでも無料で…のアナウンスで大型のクローゼットの回収を依頼してしまい、トラックに積み込みが終わった後、運搬料などの名目で高額な料金を請求されたというもの。
こういう業者は支払いを拒否すると、一人では運べないようなものもその場に放置されてしまうので、仕方なく支払ったなどのトラブルの報告があります。
ほとんどが無料と言いながら料金を請求された、支払いを拒否したら高圧的に出られたなど、費用に関するトラブルです。
「無料」に裏にはなにかあるはずたと考えて、近づかないのが無難です。
もし本当に費用をかけずに粗大ゴミの処分をしたいなら、全て自分で分別や運搬を行い、自治体のゴミ回収サービスに出すしかありません。
ただし、回収の対象外になるものもありますから、そういったものは有料で回収業者などに依頼することになるでしょう。
粗大ゴミ回収業者であれば、費用はかかりますが、ほとんどの業者は全ての粗大ゴミに対応しており、分別などの必要もない上、回収に来てくれます。
なにぶん忙しい中ですから、一番手間がかかって面倒なことは、専門業者に依頼してしまうのがおすすめです。