コラム
名高い小田原城で知られる城下町・小田原市で不用品回収業者を探すなら
小田原市は神奈川県の西部に位置しており、神奈川県西部・西湘(せいしょう)地域最大の市となっています。
市域は関東地方の南西端で、JR小田原駅周辺が市の中核です。
後北条氏の城として有名な小田原城はこの駅のすぐ側に在って、5、6分も歩けば小田原城址公園へ到着します。
元は平安末期の豪族の居館であったとされる小田原城ですが、築城は応永24年(1417年)で、寛永9年(1632年)にはじめられた大改修後には、土塁のみの城の多い関東地方の城としては珍しく、総石垣造りとなりました。
北条氏は居館を現在の天守が在る場所に置き、JRなどの線路をまたいだ西側の、八幡山古郭跡に詰の城を築きました。
北条家三代当主氏康の頃にはすでに難攻不落の城といわれ、武田信玄や上杉謙信との戦いにも陥落することはなかったのです。
小田原城の最大の特徴はその広大な外郭で、豊臣軍に対するために作られたとされていますが、増築が進められた最終形態は八幡山から海側の天守周辺を含め、総延長が9kmもの土塁と空堀で小田原の町全体を取り囲むという強靭なものでした。
江戸時代に入った後、徳川家康によってこの総構えは打ち壊されてしまいますが、完全には撤去されておらず、明治初期における小田原の町でも総構えが残っていたことが地図などから判明しており、今も周辺では多くの遺構を見ることができます。
小田原周辺はこの城下町として長年栄え、江戸期に入ってからは江戸幕府によって定められた五街道の1つ、東海道の宿場町としても賑わってきました。
今回は西湘地域最大の市である小田原市で、ごみ分別ルールがどうなっているのかをご紹介いたしましょう。
関東地方の南西端に位置する小田原市は、古には後北条氏の城下町として、江戸期に入ってからは小田原藩の城下町であると共に、東海道小田原宿の城下町として栄えてきました。
現在の市域は足柄平野の南端に位置し、東部は大磯丘陵、西部は箱根外輪山に続く山地、市域の南東部は相模湾に沿っており、中央部はほぼ平地です。
小田原市の中央には酒匂川(さかわがわ)が流れていて、時折増水して溢れ出したりすることもあります。
古くから東海道と、やや離れてはいるものの、それに平行するような形で元は東海道であった国道1号線が走っており、主要な交通インフラは比較的平坦な海側に集中する傾向が見られます。
JR東海道本線・東海道新幹線の小田原駅には、酒匂川に沿うような形で北側から小田急小田原線、酒匂川の支流である狩川に沿って伊豆箱根鉄道大雄山線、そして西側からは箱根登山鉄道が乗り入れています。
戦後の高度経済成長期、バブル期には東海道新幹線で遠距離通勤する層が現れて、ベッドタウン化に向かったとも言われましたが、低成長期に入ってからは人口も減少に向かっています。
小田原市では新幹線通勤の定期代を補助する制度など、人口増加のための対策も実施されましたが、補助制度自体はすでに廃止されています。
中心的な商業地であるはずの小田原駅周辺では大手デパートや商業施設の閉店や撤退が相次ぎ、小田原駅周辺では少々寂しい現状が見えてきます。
城好き・戦国好きには豊臣秀吉による小田原攻めなどで人気が高いものの、観光資源はほぼ小田原城のみであり、城下町・宿場町として栄え続けてきた小田原は、良く言えば現在も箱根観光の拠点都市、はっきり言うと箱根や湯河原、伊豆などへ観光に向かうための単なる通過点となっているのが現状です。
とはいえ、農業や工業、漁業や商業、そして観光など、どれを取っても平均的には行われており、小田原市内の地形は海から山までと変化に富んでいるので、休日などの国道1号線や135号線の大渋滞さえ我慢すれば、暮らしやすいエリアであることは間違いないでしょう。
テレワークなど多様な働き方が模索されている現在、小田原城や相模湾から昇る朝日を眺めながらの勤務を念頭に置くのも良いかもしれませんね。
では、小田原市のごみ分別ルールがどうなっているのか、見てみましょう。
自治体での回収
小田原市ではごみの種類を、燃せるごみ、紙・布類、ペットボトル、トレー類・プラ表示のあるもの、かん類、びん類、燃せないごみ、スプレー缶など、大型ごみに分けていて、回収に出すにはそのルールに従って分別しなければなりません。
分別をきちんとしたうえで、決められた曜日に決められた集積所に出す必要があります。
なお、燃せるごみは小田原市指定収集袋に入れて出す必要があります。
指定集袋は有料で、市内の商店やスーパー、コンビニエンスストアなどで購入できます。
この指定集袋以外の袋に入れて出した場合は回収されませんから、注意が必要です。
燃せるごみ ※小田原市指定収集袋(有料)に入れて出す
- ・生ごみ
- ・紙くず
- ・木くず
- ・ゴム類
- ・革製品
- ・繊維類など
不紙・布類
- ・新聞紙
- ・雑紙
- ・段ボール
- ・その他紙
- ・布類
※紙類はそれぞれの種類ごとに紐で縛ること
※その他紙は紙袋に入れて「その他紙」と記載して出す
※布類は45㍑以内の透明・半透明の袋で出す
ペットボトル
※PETマークがついているもの
※45㍑以内の透明・半透明の袋で出す
→キャップやラベルはトレー類・プラ表示のあるものなどに出す
トレー類・プラ表示のあるもの
※45㍑以内の透明・半透明の袋で出す
※汚れが落ちないものは燃せないごみで出す
かん類
※45㍑以内の透明・半透明の袋で出す
→一斗缶や大型缶は燃せないごみで出す
びん類
※45㍑以内の透明・半透明の袋で出す
→キャップや栓、乳白色のびんは燃せないごみで出す
燃せないごみ
※45㍑以内の透明・半透明の袋で出す
- ・金属複合物など(なべ、やかん、フライパン、傘、お菓子の缶など)
- ・容器以外のプラスチック(おもちゃ、プランター、CD、DVDなど)
- ・陶磁器類(茶碗、皿、花瓶など)
- ・ガラスくず類(鏡、電球、割れた蛍光灯、ガラスのコップなど)
- ・家電リサイクル品以外の電気製品(トースター、ドライヤー、炊飯器など)
→乾電池などは抜いて出す
スプレー缶など
※種類ごとに45㍑以内の透明・半透明の袋で出す
- ・各種スプレー缶とカセットボンベ
- ・割れていない蛍光灯
- ・筒型乾電池、ライター
- ・食用油
→ペットボトルに入れ「食用油」「火気厳禁」と記載して出す
※ボタン型電池やニカド電池は出せない
大型ごみ・特別大型ごみ
- ・45㍑袋に入らないものは大型ごみとして扱う・長さ4m、重量100kgを超えたものは小田原市では収集していない
※一般的に粗大ごみとよばれているものを小田原市では「大型ごみ」に区分している
※大型ごみは有料で、一般ごみと一緒に集積所へは出せない
※リサイクルセンターに事前に申し込む必要がある
→形態や品目については小田原市のホームページで確認すること電話で申し込み、市内のコンビニや商店、スーパーなどで証紙を購入し、
収集日当日は証紙を大型ごみに貼って、収集場所に出しておくという手順になる※変更されている可能性もありますから、詳細は必ず小田原市のホームページなどで確認してください。
不用品回収業者の場合
大型ごみ・粗大ごみの回収を小田原市に依頼した場合、希望の日にちに収集が行われるとは限りません。
自治体の大型ごみ・粗大ごみの収集はどこも混み合っているので、家具の買い替えや引っ越しなどで日にちに制限がある場合は、はやめに問い合わせをしておきましょう。
なお、市の職員は、家や部屋の中からの運搬はしないので、指定の収集場所までは自力で運び出さなければなりません。
もし一人暮らしで、粗大ごみ大きかったり重かったりして自力で運び出せないようなものなら、手伝ってくれる友人や知り合いの手配を考えておかなければならないでしょう。
しかし、小田原市に収集依頼せず、不用品回収業者に依頼した場合は、そういった心配は必要らなくなります。
なぜなら部屋からの運び出しを含め、大型ごみ・粗大ごみの移動は、全て業者のスタッフが作業を行うからです。
エレベーターが無いマンションや、2階以上のアパートの場合でも、どうやって運び出そうか考える必要もなくなります。
また、分別しなければならない小型の不用品が多数ある場合も、回収業者であれば分別や運搬を含め、全てまとめて渡してしまえます。
忙しい毎日のこと、不用品の処分で頭を痛めるくらいなら、賢く不用品回収業者を利用して、面倒なことを解消してしまいましょう。
不用品や粗大ごみの処分で意外と面倒なのが、部屋からの運び出しです。
引っ越し屋さんのイメージで、漠然と粗大ごみの回収に来た職員が手伝ってくれそうに思っている人が多いようなのですが、現実はそうではありません。
大型の家具などは、思ったより重くて持ちづらいもの。
いざ運び出そうとしても、びくともしないということは珍しくないのです。
無理をして身体を痛めてしまったり、怪我をしてしまうくらいなら、はじめから不用品回収業者の利用を考えるのが賢明です。
ただ、住宅街などを「こちらは不用品の無料回収業者です」「壊れていても無料で回収します」というようなアナウンスを流しながら、軽トラックで巡回している業者は要注意です。
「無料というので依頼したら、不用品をトラックに積み込んだ後で法外な運搬費用を請求された」「トラックまで運んではくれたものの、積み込む前に見積もりの金額の2倍のオプション料を請求された」など、多くのトラブルが報告されています。
各自治体や消費者庁にも苦情が多く寄せられており、注意喚起をはかっていますから、無料回収をうたう業者には用心してください。
不用品回収業者を利用する際には、ホームページなどで料金プランやどういった場合にオプションが適用されるか、また会社概要などの記載がしっかりされているかをチェックして、優良な業者を選ぶようにしましょう。