コラム
引っ越しの時、みんなどんなものを処分しているの?
普段からあまり溜めないようにしていても、知らず知らずのうちに物は増えていってしまいます。
引っ越しをすることになって、整理しようと小さなクローゼットから詰まっているものを出してみたら、かなりの量が出てきて驚いたという方は多いようです。
きっと引っ越しの際には自分の持ち物を改めて見返すことにもなり、新居での生活を思い描いて、処分していこうとする気持ちが強くなるのでしょう。
また、整理していくうちに、これをまとめてしまえばここに入るなとか、収納を見直すことになって、不用な棚などが生まれることにもつながるようです。
実際、近所で引っ越しが行われた後に、箪笥や棚が粗大ごみとして残されているのをよく見かけますよね。
また、この際ライフスタイルを一新して、家具やカーテンなどは新居用に購入してしまおうという方も多いようです。
そこで今回は、引っ越しの際に実際にはどんなものが処分されているのか、その内容について見ていきたいと思います。
洋服
男性でもランクには入ってきていますが、女性で特に多く処分したというのが、この洋服です。
捨てようかどうしようかと迷っていたところで、引っ越しという生活の全体を見直すような
出来事があり、その機会に1点1点チェックすることになって、決断する気持ちが強くなっているのかもしれません。
ファッションのトレンドは巡る傾向があるとはいえ、昔の流行りはやはり今のものとはどこかズレていて、よくよく見てみたらちょっと使い道が無かったということなのでしょう。
女性の方がファッションアイテムの購入点数が多く、トレンドを追いかける傾向が強いということもベースにあるのかもしれません。
書籍(漫画含む)
男女ともに多いのが、書籍でした。
せっかく買った漫画を捨ててしまうというのは少し意外な気もしますが、雑誌にしても漫画にしても、まとまるとかなり場所を取るものではありますよね。
引っ越し先の状況などを考えて、思い切って処分に至るということのようです。
テーブルやソファ
テーブルやソファは、インテリアの中でも部屋の印象を左右する重要なアイテムです。
気に入っていても新居に合わない、部屋に対して大きすぎるなど、引っ越し先の条件によって買い換えるというケースが多くなっています。
タンス
収納が少ないといわれるマンションやアパートのレイアウトですが、タンスを置いてしまうと部屋全体が狭くなってしまう、また、今の部屋にはぴったりだけれど、新居では微妙に幅や高さが合わないなどの理由が考えられます。
また、大型の家具は運び出すのが面倒で、引っ越しを機に処分してしまおうということもあるのでしょう。
ベッド
ワンルームの住居などでは、ベッドをソファー代わりに使っている方も多いようですが、新居でソファを購入したので併せて買い換えたり、長く使っていて買い替えたいとは思っていたものの、搬出が面倒などの理由で今まで我慢をしていたという方が、引っ越しついでに処分をして新居で購入しています。
食器
食器も、いつの間にか増えているものの1つかもしれません。
数はたくさんあるものの、揃っていなかったり、何かのオマケでもらったような食器は処分してしまって、新居で新しく揃ったものを購入しようというケースも多いようです。
カーペット
家具などが上に乗っていて、おいそれと交換ができないのがカーペットですよね。
これも新居のインテリアに合わせて新しいものを購入しようということなのでしょう。
全体の傾向からは、引っ越しを大型の家具を買い換えるきっかけにしていることが伺えますね。
では、このようにして引っ越しの際に出た不用品の処分、みなさんどうしているのでしょうか。
自治体のゴミ回収を利用する
小型の不用品であれば、一般的なごみとして自治体の回収に出すことが可能です。
ごみ袋が有料になっている自治体でも、古着などは資源ごみ扱いで無料で回収に出せることもあり手軽な処分方法といえるでしょう。
粗大ごみも、処分する費用自体は自治体に依頼するのが安価で済みます。
ただ、大きな家具やクローゼットなどは、素人が運び出すのは中々難しいところもあり、自力で運び出しをしなければならないのが難点です。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者は、有料で不用品の回収を行っています。
有料ではありますが、不用品の分別や運び出しなど、全て業者のスタッフが行いますので、大型の不用品や分別しきれないほどの不用品がある場合、業者に依頼してしまった方が、スムーズにことが運びます。
引っ越しの整理をしながらごみに出すものの分別をするのは、中々苦しいものがあります。
自力で粗大ごみの運び出しができない、ごみにかける時間が惜しいという方には、不用品回収業者の利用がおすすめです。
不用品買取・リサイクル業者に依頼する
不用品の査定をして、買取をする業者です。
不用品買取業者もリサイクル業者も、買取査定をすることには変わりありませんが、リサイクル業者はブランド物などでなくても、市場に需要があれば買取をしています。
引っ越し業者に依頼する
引越し業者の中には、不用品の買取や回収をしているところもあります。
引っ越しと同時に不用品の処分もできるので、手間がかからないサービスですから、業者を探す際にはそういったサービスを行っているかの確認もしておくと良いでしょう。
フリマアプリやネットオークションに出品する
自分の希望する価格で出品できることから、時には意外な高値がつく場合があるのが、フリマアプリやネットオークションです。
しかし、商品の説明を書き込んだり、画像を自分で撮ったりしなければならず、あまり出品したことがないと、少し面倒に思うかも知れません。
また、出品したからといって、必ず購入者が現れるわけではありません。
引っ越しの期日までに売却できない可能性もありますから、そこも考えて利用する必要があります。
やはり新居では心機一転、新しい気分で暮らしはじめたいと思う方が多いようですね。
普段からコツコツ綺麗にして、不用品をなるべく溜め込まない生活が理想ですが、中々そうも行かないのがこの世の常。
もし引っ越しをする機会があったなら、この記事を思い出して参考にしていただければと思います。