粗大ごみとして処分する

一番身近で、よく取られる方法です。
粗大ゴミのルールは、各自治体で違いはあるものの、大体の場合は回収を依頼して、自宅前や指定された回収場所に有料で取りにきてもらうというのが一般的です。
申し込みは自治体ごとの粗大ゴミ受付センターなどに連絡するのですが、サイズを訊かれる
こともありますから、予め測っておくと良いでしょう。
処分費用やその後の手順などは、申し込みの際に伝えられます。
各自治体ごとに違いがありますから、不明な点は必ず訊いて、不備があって回収して貰えなかったなどということが無いようにするのが大切です。

※多くの自治体は、指定の「粗大ごみ処理券」を発行していて、スーパーやコンビニ、小売店で指定された金額で購入することができます。
「粗大ごみ処理券」に必要事項を記入し、よく見えるよう処分するベッドに貼り付けて、申し込みの際に指定された場所に出しておけば、収集されて完了です。

メリットとデメリット

自治体はそれで利益を出そうとしているわけではありませんから、処分費用としては安価で済みます。
回収されなかったということはまず無いので、トラブルもなく、安心です。

デメリットとしては、自治体によっては粗大ゴミの収集に対応している曜日や時間が限定されていて、急いでいる場合にはこちらの都合に合わないなどのことも考えられます。
そんなことが無いよう、なるべくはやめに市・区役所のホームページなどを見て、調べておくと良いでしょう。
なお、当然ですが、指定の場所までは自分で運ばなければなりません。

買い換えの場合は購入店に引き取りを依頼する

もしベッドが不用になった理由が買い替えであったなら、新しいベッドを購入する店舗で
引き取りをしていないか、確認してみてください。
そのお店が対応していれば、新しいベッドが配送された際、そのまま回収していってもらえるので、非常に便利です。
もし購入するのが通販サイトであっても、大手の場合は古いベッドの引き取りサービスを行っている場合があります。
各サイトで有料・無料の差がありますから、そのチェックも忘れずに。
購入画面に「不要家具の引取り」などの項目がある場合が多いので、入力漏れが無いように気をつけてください。

リサイクルショップに買取依頼する

不用になったベッドの状態が良好であれば、リサイクルショップに買い取りを依頼するのも良いでしょう。
引っ越しでサイズダウンをしたい、あるいはベビーベッドのような使用期間が短いものであれば、買い取りがされやすいと考えられます。
不要品の買い取りをしている業者は多くありますが、ベッドの買い取りには対応していない場合もあります。
まず引き取りを行っているかどうかを確認するところからはじまり、搬出や運搬に対応しているか、状態の確認などはどうするのかなど、漏らさず訊いておきましょう。
ベッドのような大型の家具は自分で店頭に持って行って状態を見せることは難しいですから、いざ回収という際に行き違いが無いよう、傷などの有無もきちんと伝えることが大切です。
また、中には出張で買い取りや査定を行っている業者もあります。

不用品回収業者に依頼する

ポストにチラシが入っていたり、WEBの広告などでも目につくようになったのが、不用品回収業者です。
断捨離ブームなどで不用品を処分したいというニーズが増え、内容を問わず回収するという業者が多いことから、お薦めのサービスです。
粗大ゴミとして処分する場合、リサイクルショップや不用品買取業者に依頼する場合、いずれもベッドは自分で運び出さなければなりません。

元々組み立て式で分解できれば別ですが、そうでなければ、女性やお年を召した方には運び出すこと自体が困難になってしまいます。
不用品回収業者であれば、部屋からの搬出に対応していることが多く、手間や時間を節約したい場合、そもそも自分で運び出すこと自体が困難な場合には、魅力的なサービスだといえるでしょう。
ただ、業者によって作業内容が異なるので、詳しい依頼内容を伝えたうえ、数社から見積もりを取るのが一般的です。
同じ依頼の内容でも、料金などには差がありますから、とにかく慎重に選ぶことが大切です。