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誰もが知る異国情緒漂う観光都市・
横浜市での不用品回収事情とは

1.港町だけじゃない 様々な表情を持つのが横浜市

横浜を知らないという人は、まずいないと思います。 思い浮かぶのは港や元町、中華街の華やかさ、または横浜ベイブリッジやランドマークタワー、みなとみらい周辺の高層ビル群で構成される近代的な風景かもしれません。 けれど、横浜市という括りでみると、そうしたエリアは横浜の市域のほんの一握りにしかすぎないのです。 横浜市は1956年（昭和31年）に運用が開始された、政令指定都市という特例制度に一番最初に指定された5大都市の1つです。 実は横浜の市域は広大で、いわゆる観光地の横浜として知られる港町や横浜駅周辺の繁華街以外に、工業地帯や丘陵地帯もある、バラエティ豊かな地域です。 また、東京から近いこともあって通勤している人も多く、ベッドタウンとしての側面も。 市域の面積は神奈川県全体の18％を占め、2021年12月現在378万人近い人口を抱える巨大都市が、横浜市です。

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2.開港と同時に大発展したのが元寒村だった横浜駅周辺です

横浜市は、神奈川県の東部に位置している、神奈川県の県庁所在地です。 なんといっても横浜といえば横浜港で、開港と共に発展してきた地域であることはいうまでもありません。 広大な市域は現在18もの区に分けられ、地形は海側の低地や埋立地から、西側に向かって台地、段丘、そして丘陵地帯へとバリエーションに富んでおり、その多くを丘陵地が占めているのです。

現在の横浜の市域では、かつて南北に縦断する丘陵から多くの川が東京湾に注ぎ、その川に沿って谷底低地や扇状地、三角州が形成されてきました。 古の横浜がどういう地域だったかというと、貝塚など旧石器時代の遺跡も発見されていて、人が住んだ場所であったのは確かです。 市内には縄文時代から古墳時代に渡る大規模な遺跡や古墳群もみられ、7世紀頃の市域は、武蔵国橘樹郡や相模国鎌倉郡の支配下にありました。 現在の金沢区に在った港町・六浦（むつうら、むつら）には荘園が置かれ、鎌倉への玄関口として発展し、鎌倉と六浦を結ぶ六浦道が開かれました。

このように当時の横浜市では東京に近い市域ではなく、三浦半島の付け根に在って勢力のある鎌倉に近い、金沢区のような地域が政治・経済の中心地として発展していたのです。 江戸時代に入り、幕府によって東海道が開かれると、現在の京急東神奈川駅に近い場所に、江戸から3番目の宿場として神奈川宿が開かれます。 今は埋め立てが進んでやや内陸になっていますが、当時宿は海沿いで、傍には神奈川湊が在りました。 海運など船を使うのが主な輸送手段であった当時のこと、神奈川湊は相模国や武蔵国多摩郡方面への物資の経由地として栄え、交通の要衝と位置付けられていたのです。 幕末にペリーが来航し、日米修好通商条約が結ばれた際、条約では「神奈川」を開港するとされていましたが、幕府は当時栄えていた神奈川湊を開放するのを防衛上の観点から嫌い、対岸の横浜村に新しく港を作ることに決めました。 当時は神奈川、保土ヶ谷、戸塚といった東海道の宿場町が発展しており、そこから外れた横浜村は、100戸に満たない家が点在するだけの寒村で、幕府はそこに港湾設備と外国人居留区を開いたのです。 今の横浜駅が在る辺りも当時は袖ヶ浦と呼ばれる入り江で、東京湾に流れ込む河川の堆積地の湿地帯でした。

なお、現在の横浜市の海岸線は、埋め立てによって当時とは大きく形を変えています。 1872年には東京の新橋駅（現在の汐留地区）から、現在の桜木町駅まで国内初の鉄道が開業します。 貿易を中心とする都市として賑わう一方、鶴見川の河口を埋め立てた周辺には大正時代に工場が進出しはじめ、京浜工業地帯としての発展をはじめます。 関東大震災、第二次大戦時の空襲で横浜の市域は大きな被害を受けるも、戦後は東京のベッドタウンとしても人口が増加しました。 異国情緒が感じられる街並みや中華街などを中心とした観光、再開発が進む横浜駅周辺の近代的な光景、一方では緑豊かな丘陵地帯も多く、バラエティーに富んだ環境が現在の横浜市の特徴です。

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3.横浜市のごみ収集日は区ごとに設定されています

横浜市ではごみの種類を、燃やすごみ、燃えないごみ、使用済み乾電池、スプレー缶、缶・びん・ペットボトル、小さな金属類、プラスチック製容器包装、粗大ごみに分けていて、回収に出すにはそのルールに従って分別しなければなりません。 分別をきちんとしたうえで、決められた曜日に決められた集積所に出す必要があります。

なお、燃やすごみ、スプレー缶、プラスチック製容器包装は、透明または半透明の袋に入れることになっています。 どういったものが燃やすごみ、燃えないごみになるのかや、資源系のごみの出し方などの細かい分別ルールは、横浜市のホームページに詳細の説明がありますので、そちらを参考にしてください。
※変更されている可能性もありますから、詳しい情報は必ず横浜市のホームページなどで確認してください

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4.横浜市の粗大ごみ・不用品回収事情とは

横浜市では一辺の長さが、金属製品で30cm以上、プラスチック商品や木製品などで50cm以上のものを粗大ごみとして扱っています。 横浜市に粗大ごみの収集を依頼する場合は、事前に申し込みをする必要があります。 LINE、チャット、インターネット、電話での申込みの他に、自己搬入の受付もしています。

また、聴覚・言語に障害のある場合は、FAXでも申込みが可能です。 申し込みをすると処理手数料と、収集可能日の案内がありますから、手数料を市内の指定金融機関、郵便局、コンビニなどで納めます。 その際に収集シールと領収書が渡されるので、シールを粗大ごみに貼り、収集日当日に排出場所に出しておくという手順になります。 収集に立ち会う必要はありません。

また、テレビやエアコンなど、家電リサイクル法で定められた家電製品や、石、ペンキやピアノ、タイヤなどは処理困難物とされ、横浜市では収集を行っていませんので、その点も注意してください。 粗大ごみ回収はどの自治体でも混み合っていて、順番待ちになっているのが通常です。 横浜市では受け付けから収集までは2週間程度かかることをアナウンスしています。 収集日の指定はできませんから、引っ越しなどの予定がある場合は、余裕をみて申し込みをしておきましょう。

なお、粗大ごみを収集する職員は、家や部屋の中から不用品や粗大ごみを運び出すことは行っていません。 粗大ごみが大型で、一人では運べないようなものである場合、友人などに手伝いを頼むなど、人手の手配を考えなければなりません。 移動だけを業者に依頼するという方法もありますが、それならばはじめから不用品回収業者の利用を考えてみてはいかがでしょう。

不用品回収業者なら、一般的に業者側のスタッフが部屋からの運び出しに対応しますので、手伝いの心配は要らなくなります。 回収の日時も希望通りになるはずですから、スケジュールの調整をする必要もありません。 もし分別が必要な細かい不用品が多くある場合は、分別を含めて任せてしまえるので、まず不用品回収業者を探してみてください。 分別にかかる手間などを全て任せてしまえるのが、不用品回収業者なのです。