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昔懐かしい賑わいが残る東京の繁華街
台東区の不用品回収業者とは

1.かつては江戸一番の繁華街
戦前の姿が残るエリアも魅力な台東区

東京あるいは首都圏に住んでいる人以外だと、台東（たいとう）区と聞いてもどこ？となってしまうことでしょう。 区域内には江戸時代、城外で最も栄えていたエリアである浅草や上野、谷中などの有名どころが在るのですが、そちらの知名度が高すぎるのが要因なのかもしれません。 23区の中では一番面積が狭い台東区ですが、区内には東京国立博物館や国立科学博物館、東京藝術大学や上野公園、上野動物園のように多くの人が集まる施設もあって、幅広い層が行き交う地域でもあります。 JR上野駅は、かつて北から東京に乗り入れる鉄道路線の起終点駅で、多くの集団就職で上京する若者を迎える、東京の北の玄関口として知られてきました。

しかし1991年に東北新幹線が東京駅まで延伸し、2015年に上野東京ラインが開業したことで、宇都宮線、高崎線、常磐線が、東京駅を経由して東海道本線（東海道線）に直通運転を行うようになり、ほとんどの路線で起終点駅としての役目を終えることとなりました。 JR日暮里駅に近い谷中は、震災や第二次世界大戦時の空襲などの被害を奇跡的に免れ、古い家並みや古刹が多く残ります。 この谷中と続く文京区の根津と千駄木をまとめて谷根千と称し、古い昭和の風情が感じられるエリアとして紹介するメディアなども多く、近年では訪れる人も多くなっています。

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2.浅草、谷中…歴史の古い繁華街が点在する街・台東区

台東区は、東京23区の北東部に位置しています。 東に流れる隅田川を墨田区との区境とし、南は千代田区、区南端の隅田川との合流点付近で神田川を境に中央区と接し、北は荒川区、西は文京区と接しています。 隅田川と接していることからわかるように、区域の西側は武蔵野台地の東端で、隅田川に向かっては下町低地。 上野周辺では古には陸地となっていたのは上野の山の一部だけで、ほとんどが海や湿地帯でした。 蓮の花で知られる不忍池（しのばずのいけ）の成り立ちも、かつては東京湾の入り江だったものが、平安期に利根川や荒川、隅田川に運ばれた土砂で徐々に陸地化した際、取り残されて池となったもので、上野の山として知られる区内で最も標高が高い摺鉢山でさえ、海抜24m程度しかありません。

この上野の山が在る上野台地は、麓にJRの線路が沿って走っているので、その形がよくわかります。 上野公園や上野動物園が在る上野の山側から低地である上野駅の東側を眺めると、線路を挟んでまさに山から見下ろしたような景観が広がっています。 上野周辺は江戸初期には港湾都市として整備され、商業的にも経済的にも発展しました。 台東区の東側半分、江戸低地に位置する浅草では、推古天皇36年（628年）に今の隅田川で漁をしていた兄弟の網に仏像がかかりました。

この仏像を寺に納めて供養したのが、浅草寺（せんそうじ）の始まりとされています。 低湿地帯の中にあって浅草寺一帯は太古から微高地で、周辺に比べてやや高台であったことから道の整備もされて、はやくから門前町としても栄えるようになりました。 江戸期には浅草御蔵（今の蔵前）に米蔵が設置され、給金を米で支給されていた武士のために、米を現金化する差札と呼ばれる仲介業をする商人が登場し、莫大な利益を上げる者が多かったといいます。 浅草はその商人たちが金を落とす場として、多くの芝居小屋や寄席が立ち、また舟遊びなどが提供され、庶民文化や江戸の粋が育まれた場でもありました。

明治期に入ってからは浅草公園に12階建ての凌雲閣が建てられましたが、関東大震災で半壊して解体され、現存はしていません。 昭和に入ってからは1927年（昭和2年）に東洋初の地下鉄である東京地下鉄道（現在の東京メトロ銀座線）の浅草駅が開業し、1931年（昭和6年）には東武鉄道の浅草雷門駅（現在の浅草駅）が開業。 交通の利便性が向上したことなども相まって、浅草は東京一の繁華街として一層栄えてきました。 第二次大戦後も映画館や飲食店、芝居小屋を訪れる人で賑わいましたが、テレビの普及に伴い映画館は客足が落ちて次第に閉館し、その煽りを受ける形で人通りも減ってしまいます。

かつて賑わいを極めたエリアとしてはかなり寂しい日々が続きましたが、隅田川の花火大会や、浅草周辺に残るノスタルジックな雰囲気などがメディアに取り上げられるなどして、内外からの観光客が増え、徐々に活気を取り戻しています。 また、谷中周辺には細い路地に戦前からの街並みが残るエリアもあり、こちらも観光客に人気です。 このように古くから江戸・東京の商業的な中心地であったのが、台東区です。

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3.古い建物の中には新しいマンションも
台東区のごみ分別ルールとは

台東区の南端は秋葉原駅のすぐ側にまで伸びていて、なぜか住所上の秋葉原が在るのは、秋葉原駅からも商圏からも外れた台東区です。 一時期は減少していた台東区の人口も、1990年代を底に徐々にではありますが、増加してきています。 区内には震災や戦災から免れたエリアもあることから古くから住む人も多く、谷中のように街並みごと残っているところもあれば、ところどころが虫食いに新しい建物や小さなマンションなどに建て替えられているところもあり、様々です。

そんな台東区ではごみの種類を、燃やすごみ、燃やさないごみ、資源、粗大ごみに分けていて、回収に出すにはそのルールに従って分別しなければなりません。 分別をきちんとしたうえで、決められた曜日に決められた集積所に出す必要があります。
※台東区では燃やすごみ、燃やさないごみは、中身の見える透明な袋、または蓋付容器に入れて出すことが求められています また、収集に一度に出せる量は、目安として45㍑袋で3つまでです。4つ以上の場合は有料になることもあるので、台東清掃事務所に問い合わせてください。

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4.台東区の粗大ごみ・不用品回収事情とは

台東区では、一番長い部分が30cmを超えるものを、粗大ごみとして扱っています。 全ての粗大ごみは有料で、通常収集には出せません。

また、テレビやエアコンなど、家電リサイクル法で定められた家電製品は自治体での回収を行っていませんので、その点も注意が必要です。 台東区に粗大ごみの収集を依頼する場合は、事前に粗大ごみ受付センターに申し込みをしなければなりません。 粗大ごみは品目によって処理手数料が異なりますので、申し込みの際に料金の案内があります。 申込みが済んだ後、台東区の「有料粗大ごみ処理券取扱所」の表示がある商店やコンビニエンスストアなどで、申込時に伝えられた金額分の有料粗大ごみ処理券を購入したください。 当日はそれを粗大ごみに貼り、収集場所へ出しておけば、立ち会う必要はありません。 なお、料金が不足していた場合は回収されませんから、有料粗大ごみ処理券は間違いなく購入して貼るようにしてください。

ここで注意しなければならないのは、粗大ごみの回収を台東区に依頼した場合、自分の希望する日に収集されるとは限らないという点です。 自治体の粗大ごみ収集はどこも混み合っているので、特に引っ越しや家具の買い替えなどで日にちの予定がある時は、なるべくはやめに申し込みをしておくと良いでしょう。

また、区の職員は引っ越し屋さんのように、部屋から粗大ごみの運び出しをしてくれるわけではありません。 特殊な事情が無い限り、対応は収集場所からトラックまでの運搬に限られます。 もし自力で移動ができないような不用品の場合は、収集場所までの移動を業者に依頼するなどの準備も考えておかなければなりません。

しかし、不用品の回収を不用品回収業者に依頼した場合、そういった心配は要りません。 回収は希望の日にちの希望の時間に行われますし、自力では移動できないものだったとしても、業者側のスタッフが部屋からの運び出しに対応します。 もし分別しなければならない不用品が多数ある場合にも、不用品回収業者には分別から全て任せてしまえるので、スムーズに完了することでしょう。