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農地と大規模医療施設の町・
清瀬市での不用品回収業者選びとは

1.東京都市部に近いにもかかわらず市域の5割近くに
農地が残るのが清瀬市

清瀬市は東京都の北部に位置しています。 その市域は約6.5km✕約2kmの、ノの字のような形をしていて、北側に接する埼玉県に突き出すようになっているので、埼玉県との親和性も高いエリアです。 市域の南部に西武池袋線清瀬駅が在って、ここが市域の中心的な商業地です。

とはいえ、そこには小さな商店街が在るだけで、特に駅北側ではすぐに農地が広がっています。 これが農地が市域の5割近くを占める清瀬市ならではの風景で、清瀬市と接している東村山市、東久留米市では戦後の高度経済成長期に農地から宅地への転換がかなり進んだものの、東久留米市ではそこまでの増加にはつながらなかったようです。 ある一定の年齢以上の人なら、清瀬と聞くとサナトリウム（結核等のように長期的な療養を必要とする人のための療養所）を連想する人は少なくないでしょう。 この地に結核の療養施設が開設されたのは、昭和 6（1931）年のこと。 清瀬駅からもほど近い、現在国立看護大学の在る場所に、はじめての公立の結核療養所として東京府立清瀬病院が建てられました。 今では化学療法が発達し、治療が可能で致死率も低い結核ですが、世界各国は言うに及ばず、我が国でも明治時代から昭和20年代までの長い間、多くの感染者を抱え、死に至る病として恐れられてきました。 特効薬も無く綺麗な空気の中で安静にする程度の療法しかなかった結核は、当時の人々にとっては死の病であり、正しい知識も無いまま患者への差別や偏見といったものの対象となっていて、病院の建設には反対運動が起こります。

しかし昭和の大恐慌の最中でもあったため、交渉を続けるうち、地主からの売却が叶ったということです。 当時の武蔵野電鉄（現在の西武池袋線）の線南側には広大な雑木林が広がっていて、買収交渉などがしやすかったこともあり、その後は周辺に次々と結核療養所が開設され、清瀬はサナトリウムの町として知られることとなりました。 戦前の軍隊では結核に罹患する例が後を絶たず、また、第二次世界大戦終結後の混乱の中で 結核は蔓延を続けており、ようやくストレプトマイシンのような抗結核薬が開発されても、敗戦国にその恩恵が及ぶまでには数年が必要でした。 しかし自然療法から薬を使った積極的な治療へと変わりつつある中でさえ、当時は病床が逼迫しており、清瀬市内での結核病院の新設や既設病院の増床の最盛期は、昭和30（1955）年頃のことでありました。 当時の結核患者は若い年齢層が多く、快方に向かうことを願いながらも一方では死と向き合いつつ、数年を療養所で過ごした若者にとって、清瀬市は忘れられない場所となっていることでしょう。 今ではそうした清瀬市内の結核関連施設は、看護大学のような医療機関や、一般の病院に転換されています。

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2.主な生産物はニンジンやホウレンソウ！
清瀬市では酪農も行われています

清瀬市は、武蔵野台地の東端手前に位置しており、東に向かって段丘となって傾斜していく地形をしています。 市域の西部の標高は65m程度、北東部の下宿（したじゅく）地区では20mと、わず6.5kmほどの間に45mもの標高差が生じています。 清瀬市域の北部を流れ、埼玉県との境にもなっている柳瀬川周辺には古くから人が住んだ痕跡がみられるものの、江戸時代に入っても水が乏しかった武蔵野台地では、川の周辺以外にはほとんど人が住まない状態が続いていました。 清瀬市の市域が開拓されて農業が盛んに行われるようになり、人が住む村ができるようになったのは、玉川上水などが開削された後のこと。 清瀬市の多くの市域で開拓がはじまったのは、野火止用水の開削後だと考えられます。

サナトリウムが開設されはじめた昭和10年代に入っても雑木林が多かったようですが、今では市域の南部では農地が主になっています。 東京の多摩地域の例に漏れず、高度経済成長期にはベッドタウン化する傾向もみられ、昭和35（1960）年に1万8千人に満たなかった人口は、昭和45年（1970年）には5万1千人に急増しています。

しかし伸び率は都内の周辺自治体には及ばず、西武池袋線を境にして、市域の北東部には農地が多く残っており、酪農も比較的盛んに行われています。 一方、市域の南西部ではサナトリウムの名残である国立病院機構東京病院などの大規模病院や、動植物に関する研究施設、高度研究機関などが目立っています。

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3.清瀬市のごみ指定収集袋は2種類です

清瀬市ではごみの種類を可燃ごみ、不燃ごみ、容器包装プラスチック、古紙・古布、びん・かん、ペットボトル、有害ごみ、使用済み小型家電、剪定枝・落ち葉、粗大ごみに分けていて、収集に出すにはそのルールに従って分別しなければなりません。 分別をきちんとしたうえで、決められた曜日に決められた集積所に出す必要があります。

また、可燃ごみ・不燃ごみ、容器包装プラスチックは、それぞれ専用のごみ指定収集袋に入れて出すことが義務付けられています。 指定収集袋は、清瀬市内のコンビニエンスストアやスーパー、商店などで購入できます。東京23区以外の自治体では、こうした有料の指定収集袋を導入しているケースが多く、清瀬市以外の指定収集袋や、指定収集袋以外を利用して出した場合は収集されませんから、注意が必要です。 どういったものが可燃ごみ、不燃ごみになるのかや、資源系のごみの出し方などの細かい分別ルールは、清瀬市のホームページに詳細の説明がありますので、そちらを参考にしてください。
※変更されている可能性もありますから、詳しい情報は必ず清瀬市のホームページなどで確認してください

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4.清瀬市の粗大ごみ・不用品回収事情とは

清瀬市では1番長い箇所の長さが30cm以上のものを、粗大ごみとして扱っています。 清瀬市に粗大ごみの収集を依頼する場合は、事前に申し込みをする必要があります。 電話、またはネットで申し込みをすると、品名や数量、大きさ（高さ・幅・奥行きのサイズ）を訊かれますので、事前に測っておくと良いでしょう。 申し込みをすると処理手数料と、収集可能日の案内がありますから、清瀬市内の粗大ごみ処理シール取り扱い店で必要な分のシールを購入し、必要事項を記入して粗大ごみに貼り、排出場所に出しておくという手順になります。

また、テレビやエアコンなど、家電リサイクル法で定められた家電製品や、石、ペンキやピアノ、LPガスボンベやタイヤなどは処理困難物とされ、清瀬市では収集を行っていませんので、その点も注意してください。 収集時に立ち会う必要はありませんが、必要事項を記入した粗大ごみ処理シールが貼られていない、記入に漏れがある、申し込みと異なる品目のものが出されているなどの不備があった場合は収集されませんから、確認は必要です。 粗大ごみ回収はどの自治体でも混み合っていて、順番待ちになっているのが通常です。 清瀬市では申し込み順に収集を進めており、日時の指定はできませんから、引っ越しなどの予定がある場合は、余裕をみて申し込みをしておくと良いでしょう。 また、清瀬市では都市整備部ごみ減量推進課への直接持ち込みも受け付けています。

なお、粗大ごみを収集する職員は、家や部屋の中に入って不用品や粗大ごみを運び出すことなどには対応していません。

もし一人では運べないようなものを粗大ごみとして収集依頼する場合は、どうやって運び出すか手段を考えておかなければなりません。 知人や友人に手伝いを頼めないようなら、移動だけを業者に依頼するという方法もありますが、それならばはじめから不用品回収業者を利用することをおすすめします。 不用品回収業者なら、業者側のスタッフが部屋からの運び出しに対応するのが一般的ですから、人手を頼む心配は要らなくなります。 回収の日にちも希望通りになりますから、自分の予定を調整して回収の日時に合わせる必要もありません。 不用品回収業は分別も含めて任せてしまえるので、もし分別が必要な細かい不用品が多くあるなら、これこそ不用品回収業者の利用を考えてみてください。 なにかと忙しい毎日ですから、不用品回収業者を賢く利用して時間を有効に使いましょう。