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活気ある商店街でコスパ◎！板橋区での不用品回収とは

1.多くの商店が形作る庶民の街 板橋区での不用品回収とは

板橋区は東京23区の北西部に位置しています。区の北側は荒川などを挟んで埼玉県と接しており、東は北区、南は豊島区、西は練馬区と隣り合っていて、その練馬区はかつて板橋区の一部でした。区域は東西に長い「つ」の字に似た形をしていて、南側の武蔵野台地から北側の荒川低地に向かって低くなる地形をしています。区域の中央部にはほぼ東西に貫く崖線があって、多くの坂道や崖を作り出しており、地形の特徴は、中台、西台、大谷口（おおやぐち）、蓮沼、坂下、小豆沢など、地名にも表れています。

かつては主に田園風景が広がるエリアでしたが、戦後は宅地化が進み、ベッドタウンとしての位置付けが強くなりました。区内にこれといった繁華街は無いものの、各鉄道駅の周辺には大小様々な形の商店街が形成され、その店舗数は4,500を越えるとか。中でも駅前から長く続くアーケードが特徴的な、ハッピーロード大山商店街はメディアに取り上げられることも多く、様々な業種の個人商店が非常に元気です。また、個人商店ばかりでなく、シネコンを備えた大型スーパーの存在もあり、日常の買い物には不自由することがありません。

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2.多くの坂と豊富な湧き水
緑も豊かな板橋区

板橋という地名は平安時代の末期頃すでに存在していて、戦国時代に上杉謙信が鎌倉街道を進んだ際、板橋を通過したことが記されています。江戸時代の初期には上板橋村と下板橋村に分割された記録があるので、板橋村の出現はそれより前ということになるでしょう。江戸時代のこの周辺には農村が広がっていましたが、江戸幕府が開設した東海道をはじめとした五街道のうち中山道が下板橋を通り、さらに最初の宿場である板橋宿が開かれたことにより、当時の繁華街として賑わうようになりました。

そこからさらに、板橋宿を起点として脇街道の川越街道が整備され、上板橋宿が設けられます。板橋宿は東海道の品川宿、甲州街道の内藤新宿、奥州街道・日光街道の千住宿と並ぶ江戸四宿（えどししゅく）として、上板橋宿とともに中山道の中でも屈指の繁栄をみることとなりました。しかしそれも明治期に入ると鉄道網が整備されはじめたこともあって人々の往来は減っていき、宿場街としての重要性が薄れてからは、遊郭を残してそれ以外の機能は寂れていきました。

明治期以降、荒川沿岸の低地では工業が盛んとなりましたが、区の西部では東京の穀倉地帯と呼ばれていたほどに農業が盛んでもありました。
区域のほぼ真ん中を突っ切る崖線は、高低差が10mほどの箇所も珍しくなく、まさに崖地となっていて、この周辺ではかつて東京都の南西部、多摩川近くの国分寺崖線・通称はけの道と同じように、豊富な湧水が流れ出ていました。

都営地下鉄三田線 志村坂上駅近くの見次公園の池の水は今でも湧水で、広い公園の緑とともに多くの人に親しまれています。区内を走る鉄道路線は、JR埼京線、都営地下鉄三田線、東武東上線、東京メトロ有楽町線、副都心線、西武有楽町線となっていて、池袋駅や新宿駅にも乗り換えなしで移動が可能。

高度経済成長期には区域西部に徳丸ヶ原、徳丸たんぼと呼ばれて残っていた農地が、そっくりそのまま巨大な高島平団地に生まれ変わり、人口増加に拍車がかかることとなりました。宅地化が進んだとはいえ、今でも周辺に残る農地は多く点在しており、各所に整備された公園とともに、自然が多くてのんびりした土地柄という印象に一役買っています。東京では少なくなりつつある昔ながらの商店街の賑わいとともに、東京アドレスでありながら生活コストのパフォーマンスが高いエリアとしての認知が進んでいるのが、板橋区です。

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3.可燃ごみの回収回数は多め
ごみ出しに優しい板橋区のルール

板橋区ではごみの種類を、可燃ごみ、不燃ごみ、資源、粗大ごみに分けています。住んでいる地区ごとに決められた当日の朝8時までに集積所に出しておけば、区の担当者が清掃車で回収して行きます。ごみ集積所の管理がきちんとできるマンションなどは別ですが、個人で集積所に出すアパートなどの場合、前日や夜間に出してしまうと資源物などが持ち去られたり、カラスなどの食い散らかしにあったり、時には放火されることもあるので、当日の朝8時までに出すことを励行しています。特に悪質な古紙の持ち去りは常態化しており、板橋区では対策として、専用の新聞回収袋を地域センターなどで配布していますから、これを利用すると良いでしょう。

なお、可燃ごみや不燃ごみを出す場合は、中身の確認が容易なよう、透明か半透明のごみ袋を使用することとし、1度に出せるのはごみ袋2、3袋程度までとなっています。ルール通りに分別されていない場合、警告シールを貼って回収せずに残していくことになるので、近隣の迷惑なども考慮して、きちんとするようにしてください。

また、板橋区では一般的に週2回程度の可燃ごみの収集が、3回となっています。収集回数が多いのはこまめに出すことができ、家にごみが溜まりにくくなる大きなメリットですから、分別ルールを守って気持ちよく利用できるよう心がけましょう。
※変更されている可能性もありますから、詳しい情報は板橋区のホームページなどで確認してください

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4.板橋区の粗大ごみ・不用品回収事情とは

板橋区では、1辺の長さが30cm以上の家具や家庭用品などの耐久消費財を、粗大ごみとして扱っています。
ボーリングのボールや、鉄アレイ、ダンベルなども粗大ごみとなります。全ての粗大ごみは有料で、通常収集には出せません。たとえ解体や分解をして1辺の長さが29cm以下になるようにしたとしても、元が何であったかで判断されますから、粗大ごみとしての扱いになります。粗大ごみは品目によって回収料金が異なりますので、事前に知りたい場合は粗大ごみ受付センターのサイトを確認しておきましょう。板橋区への粗大ごみの回収依頼は、まず粗大ごみ受付センターへ申し込む必要があります。

もし出す物を迷っているようなら、1度申し込むと追加は受付けられないことがありますから、どれを回収依頼するのか決めてから連絡するのが無難です。
タンスや棚などは大きさによって処理手数料が異なりますから、申込みの際は事前に寸法を測ってメモしておきましょう。

粗大ごみの受け付けはどの自治体でも混雑しているので、希望の日にちに予約ができないことがありますから、引っ越しなどで期日が決まっている場合は、はやめに問い合わせや予約をするようにしてください。もしわからないことがあれば、予約の際に訊いてみると良いでしょう。

粗大ごみの収集には特に立ち会う必要はなく、料金分の粗大ごみシールを貼っておけば、そのまま回収していってくれます。申し込みの際に収集場所の指定もするのですが、資源・可燃・不燃ごみの集積所は除外しなければなりませんから、集合住宅の場合は、出しておける場所を管理業者などに確認しておいた方が良いかもしれません。

なお、テレビやエアコンなど、家電リサイクル法で定められた家電製品は自治体での回収を行っていませんので、その点も注意が必要になります。
そして、不用品が大きくて重いものの場合、まずは自力で運び出せるかどうかというのも大きな問題です。

区の職員は、あくまで収集場所からの移動しか行いませんから、自力で部屋から運び出すことが困難な場合は、それが可能なら分解や解体をしたり、人手を頼むしか方法が無いということになります。意外と盲点なのが運搬のことなのですが、もし不要品の回収を不用品回収業者に依頼したならば、その心配は一切必要なくなります。なぜなら、部屋からの運び出しなど、移動は全て業者側のスタッフが行うからです。

また、分別しなければならないような不用品が大量にあった場合は、その手間も業者に任せてしまえます。時間が取れずにいつまで経っても不用品の処分ができないと悩んでいる人には、断然おすすめの方法です。無論、板橋区に依頼した場合のように、回収の順番待ちをする必要はなく、希望の日時に全てが済んでしまいます。