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あの幕末志士の故郷としても名高い日野市での不用品回収事情とは

1.豊かな自然に抱かれ水の郷百選に認定されたのが日野市

日野市は東西に長い東京都の、ほぼ中央に位置しています。 市域は「西を向いている犬の横顔の形」といわれており、犬の耳から後頭部、首すじにあたる部分に沿って多摩川が流れ、口の辺りを西から流れてきた浅川が、首の後ろ辺りで多摩川と合流しています。 川が流れていることからもわかるように、低地部がみられる一方で河岸段丘や台地、丘陵地帯も在ることから、日野市内はアップダウンが非常に多い地形となっています。 古くから水に恵まれた低地部では、用水路が開かれて水田が多く、市内では170箇所を超える湧水も確認されていて、日野市ではそういった自然の恵みを生かした街づくりを進めており、それが評価されて水の郷百選にも選定されました。

とはいえ戦後は宅地化が進み、本来の用水路の役割は失われつつありますが、用水路が在ることによるヒートアイランド現象の抑制や、都市にあって美しい水の豊かな環境を守ることの価値が見直されています。 日野市内には多くの親水公園や清流公園、ビオトープなどが在り、これからも一層の整備が計画されているようです。

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2.以前は東京の穀倉地帯 今は観光地としての側面も持つのが日野市

低地から段丘、丘陵部と地形のバリエーション豊富な日野市では、水が豊富な低地部には田畑、市域の北西部に在る台地部分には桑畑と、それぞれの環境に合った産業が育ちました。 市域の北部には、江戸幕府により古甲州街道を基にして整備された五街道の1つ、甲州街道が通っています。 1605年（慶長10年）には甲州街道の府中宿と八王子宿の中間に日野宿が開かれ、周辺の農産物を中心にした流通の拠点として栄えます。

今でも甲州街道沿いに史跡として日野宿本陣が残されていますが、これは都内で唯一現存する当時の建物です。 現在本陣跡と甲州街道の間には駐車場が設けられていますが、かつてここには長屋門が在り、江戸時代末期の庄屋であった佐藤彦五郎がその長屋門を改装して開いたのが、天然理心流の道場でした。

この道場で出稽古をつけていたのが、後の新選組組長・近藤勇で、新選組の主要人物である土方歳三（佐藤彦五郎の義弟にあたる）や沖田総司、井上源三郎、山南敬助たちはここで出会いました。 日野市内の丘陵部には関東三大不動のひとつとされる高幡不動尊（高幡山金剛寺）や、都立多摩動物公園、草を刈らず自然のままに残す取り組みをしている都立七生公園などが在り、観光に訪れる人、ハイキングなどを楽しむ人の姿もみられます。

なお、土方歳三の菩提寺でもある高幡不動尊では、幼少期の歳三がいたずらをしていたという逸話も伝えられています。 市内に残る日野緑地と呼ばれる河岸段丘は、日野市が土地を買い取って保全をしています。 台地部に広がっていた桑畑は、昭和の初期から進められた企業の工場進出用地とされ、高度経済成長期には宅地としての開発が入って大規模な団地の整備もされ、今は面影をみることはできません。 日野市にはJR中央本線、京王線、京王動物園線、多摩都市モノレール線が通っており、商業圏は各駅周辺ということになりますが、交通の利便性が良いこともあって、なにか買い物をする場合には立川や八王子、あるいは都心方面へ出てしまうため、商圏としては小さく、繁華街などはありません。 昭和初期からはじめられた工場誘致は、現在コニカミノルタ、セイコーエプソン、富士電機、そして日野の代名詞となった日野自動車などが在り、内陸の工業都市として発展をしてきました。 また、宅地開発の影響で減少はしましたが、現在でも農地が多くみられ、日野市を支える主な産業の一つとなっています。

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3.ハイキングにぴったりの日野市でも指定収集袋あり！

日野市ではではごみの種類を可燃ごみ、不燃ごみ、プラスチック類、有害ごみ、小型家電・金属類、資源物（新聞、雑誌・雑紙類、紙パック、ダンボール類、古着・古布類、かん、びん、ペットボトル）に分けていて、収集に出すにはそのルールに従って分別しなければなりません。 分別をきちんとしたうえで、決められた曜日に決められた集積所に出す必要があります。

また、可燃、不燃、プラスチック類は、それぞれ専用の日野市指定収集袋に入れて出すことが義務付けられています。 各指定収集袋は有料で、日野市内のコンビニエンスストアやスーパーなどで購入できます。

東京23区以外の自治体では、こうした有料の指定収集袋を導入していることが多くあります。 日野市以外の指定収集袋や、指定収集袋以外を利用してごみを出した場合は収集されませんから、注意が必要です。 どういったものが可燃ごみ、不燃ごみになるのかや、資源系のごみの出し方などの細かい分別ルールは、日野市のホームページに詳細の説明がありますので、そちらを参考にしてください。
※変更されている可能性もありますから、詳しい情報は必ず日野市のホームページなどで確認してください

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4.日野市の粗大ごみ・不用品回収事情とは

日野市では粗大ごみの収集を、株式会社日野環境保全に委託しています。 粗大ごみを出す場合、それが粗大ごみに該当するかをまずホームページなどで確認し、該当する場合は、委託先の株式会社日野環境保全に電話で申し込む必要があります。

また、テレビやエアコンなど、家電リサイクル法で定められた家電製品や、長さが2メートルを超えるもの、通常の収集に耐えられない重さのものは収集を行っていませんので、その点も注意が必要です。 株式会社日野環境保全に収集を依頼する手順としては、まず予約電話をして、その際に確認した金額分の粗大ごみ等処理券 （シール）を購入します。 粗大ごみ等処理券は、日野市内のコンビニや商店などで購入できます。 収集当日は粗大ごみ等処理券に必要事項を記入して粗大ごみに貼り、排出場所に出しておくという手順になります。 収集に立ち会う必要はありませんが、粗大ごみ処理券が貼られていない、記載が漏れている、料金が不足している、申し込みと異なる品目のものが出されているなどの不備があった場合は収集されませんから、漏れがないかなどの確認が必要です。

また、粗大ごみ回収はどの自治体でも混み合っていて、順番待ちになっているのが通常です。 日野市でも申込日から実際の収集まではおよそ3週間程度かかるといった状態ですので、もし引っ越しなどの予定がある場合は、はやめに申し込みをしておいた方が良いでしょう 他の自治体で推奨されているインターネットでの申し込みもありますが、日野市では委託業者による確認作業が煩雑になることから、電話での申し込みを勧めているようです。 また、委託業者のスタッフは、排出場所からの移動にしか対応しません。 引っ越し業者とは異なり、部屋や家の中から排出場所までは自力で運び出す必要がありますので、自力で移動が不可能であれば、手伝いの人手などを考えておかなければならないでしょう。

しかし、不用品回収業者に依頼すれば、そういった心配は不要になります。 不用品回収業者であれば、部屋からの運び出しには業者側のスタッフが対応するのが一般的ですから、どうやって運び出すかといった心配をする必要はなくなります。 回収の日時も希望通りになりますし、分別が必要な細かい不用品が多数ある場合にも、不用品回収業者なら分別を含めて全て任せてしまえますから、忙しい人には特におすすめの方法です。