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区域の中心に皇居あり
千代田区で不用品回収を考えるなら
1.皇居も議事堂も!日本の主たる機関が集結
23区の真ん中に在るのが千代田区
千代田区の中心に在る皇居がかつて江戸城であったことは、誰もが知ることでしょう。 古に江戸城は江城(こうじょう)あるいは千代田城(ちよだじょう)と呼ばれていました。 この「千代」は永遠を意味しており、「千代田」は末代まで繁栄する田園のこと。 江戸城が築城された1457年、そして徳川家康が入城した1590年当時、江戸城周辺は田んぼが広がるのどかな農村地帯で、周辺は千代田村と称されていました。 千代田区は、1947年に麹町区と神田区が合併して誕生した区で、千代田の名称は区の中心に擁する皇居・旧江戸城が、千代田城と呼ばれていたことに由来します。
このように千代田区と皇居・旧江戸城は、切っても切れない結びつきがあります。 現在の千代田区の区域は、江戸時代に「江戸」と呼ばれていたエリアとほぼ重なり、区域の中央に位置する皇居は区全体の15%の面積を占めています。 江戸期には徳川幕府の中心として政治・経済の中枢を担い、東京と名を変えた今でも、皇居の南側には国会議事堂が在るなどして、それに変わりはありません。 一方で夜間人口と昼間人口の差異が激しく、居住人口は23区中最小となっています。
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2.皇居から東はかつて江戸の海
街道と海道によって発展を続けてきたのが千代田区
千代田区の区域は、かつての江戸城外濠から内側部分とほぼ一致しています。 今では高層ビルが数多く建ち、平坦な地形かと思われがちですが、区域の西部は武蔵野台地の東端にあたる台地で、東側は古神田川や古荒川、古利根川などの沖積平野。 皇居西側の四谷や麹町の台地、北側の駿河台など中程度の台地、大手町や日比谷などの低地で構成されていて、海抜30mほどの高台に、2、3m程度の低地が細かく入り込んでいます。 区域を移動すると高低差の激しい坂が思いの外多く、ここに住めば運動不足も解消されそうです。 徳川家康が国替えをした当時、丸の内を含む日比谷一帯は、日比谷入江と呼ばれる遠浅の海でした。 江戸期以前の戦国時代、太田道灌が築いた江戸城とその一帯は、関東の中心地であった北条氏の居城が在る小田原とは鎌倉街道や甲州街道を経て繋がっていました。
また、水運が主な輸送手段であった当時、流通の中心地であった江戸湊はもちろんのこと、古利根川を経て千葉の関宿、下総川を経ては茨城県の鹿島などとも結びついていて、陸と海の道によって関東圏の経済の中心となっていて、さらにそれを徳川家康が強固にしていきました。 江戸期に入ってからは幕府の政策によって日比谷入江が埋め立てられ、氾濫を繰り返していた古神田川も開削によって大きく流路を付け変えられて、現在の東京に近い形へと変貌していきます。 今の番町と所在地が完全に一致するわけではありませんが、元々台地であった江戸城の西側・番町地区は、旗本の中でも将軍を警護する大番組が在ったことから番町と呼ばれ、武家屋敷が建ち並んでいた一帯は高級住宅街に姿を変えました。
とはいえ、昼間人口、すなわち千代田区に来る人口は、夜間の人口に比べて20倍にも及ぶといわれており、域内の官公庁や在外公館、企業の本社や国際機関、歴史的建造物や名所・旧跡、文化施設を訪れる人がいかに多いかという証明にもなっています。 ちなみに、外神田と呼ばれる現在の神田川の北側区域には秋葉原が在り、ここも住所は千代田区です。 大正期には20万の人口があったものの、関東大震災以降は流出が続き、戦後はバブルによる地上げブームが起こったことでさらに人口の減少が加速して、1990年代には35,000人を切るまで落ち込んで、一時は「千代田村」「都会の過疎地」と揶揄されたほどでした。 とはいえそれも、再開発が行われた地区でのマンションの建設や都心回帰ブームも手伝ってか、近年では増加傾向が続いています。
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3.千代田区の分別ルールはちょっと細かめ
はじめはホームページを参考に
人口減少が続いていた千代田区ですが、ずっと住み続けている人たちは、ちゃきちゃきの江戸っ子といったところです。 新しく千代田区の住民となる人のほとんどは、新築のマンションなどの住民になるのでしょうが、ごみ捨てのルールなどは間違いなく守って行きたいもの。
千代田区ではごみの種類を、燃やすごみ、燃やさないごみ、蛍光管等、資源、プラスチック、粗大ごみに分けていて、回収に出すにはそのルールに従って分別しなければなりません。
分別をきちんとしたうえで、決められた曜日に決められた集積所に出す必要があります。
※千代田区では燃やすごみ・燃やさないごみは、透明か半透明の中身の見える袋、または蓋付容器に入れて出すことが求められています
なお、千代田区の分別ルールは他の自治体よりもやや細かいので、ホームページなどで確認しながら、正しく分別するようにしてください。
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4.千代田区の粗大ごみ・不用品回収事情とは
千代田区では、家具や寝具、自転車など、一辺の長さが30cm以上のものを、粗大ごみとして扱っています。 粗大ごみの収集対象としては一番長い一辺の長さが180cm以下のものが対象で、一度に出せるのは10点までとなっています。 全ての粗大ごみは有料で、通常収集には出せません。
また、テレビやエアコンなど、家電リサイクル法で定められた家電製品は自治体での回収を行っていませんので、その点も注意が必要です。 千代田区に粗大ごみの収集を依頼する場合は、事前に粗大ごみ受付センターに申し込みをしなければなりません。 粗大ごみは品目によって処理手数料が異なるので、申し込みをした際に料金の案内があります。 千代田区内の「有料粗大ごみ処理券取扱所」の表示があるコンビニエンスストアや商店などで、指定された料金分の有料粗大ごみ処理券を購入し、当日はそれを粗大ごみに貼って、収集場所へ出しておくという手順になります。 収集場所は、一戸建てなら自宅前ですが、マンションなどの集合住宅の場合は管理人などに、どこに出しておけるのか事前に確認しておきましょう。 ここで気をつけなくてはならないのは、千代田区に不用品を粗大ごみとして収集依頼した場合、自分の希望する日に受け付けられるとは限らないことです。 粗大ごみの収集はどの自治体でも混み合っていて、順番待ちになることも珍しくありませんから、もし引っ越しなどで日にちに制約があるのなら、はやめに問い合わせや予約をした方がよさそうです。
また、区の職員は粗大ごみを引っ越し屋さんのように部屋から運び出してはくれません。 収集場所までは自力で運ばなければならないので、それが可能かどうかは試しておいた方が良いでしょう。 不可能であれば、友人などに手伝いを頼むことになるのでしょうが、家具などは慣れないと非常に持ちにくいものです。 ちょっとの段差で大事故にもなりかねませんから、くれぐれも注意してください。
しかし、不用品回収業者なら、そういった心配は無用です。 部屋からの運び出しには業者側のスタッフが対応しますから、人手の心配をする必要はありません。 また、希望の日時での申込みが可能です。 ごみに出すには分別しなければならないような不用品が数多くある場合も、それを含めて全て業者に任せてしまえます。 自力で不用品の運搬が不可能だったり、分別する時間が取れないというような場合にも、丸ごと任せてしまえる不用品回収業者への依頼がおすすめです。
一人暮らしの場合、千代田区に粗大ごみとして不用品の収集依頼をすると、自力で移動しなければならないというのは、意外と大きなネックになるのではないでしょうか。
また、日にちの指定が希望通りに生らない可能性が高いなど、色々考え合わせると、最初から不用品回収業者に依頼してしまうのが、最もスムーズに不用品の処分が進む方法だといえるでしょう。 ただ、現在不用品回収業者の数は確実に増えてきており、中には優良とは言い難い業者があるのも事実です。 業者を選ぶには、まずホームページを確認するなどして、会社概要などの記載がきちんとされているか、料金の設定などに矛盾が無いかなどをチェックしてみてください。 もしあまりにも料金が安かったり、辻褄の合わない内容の記載があった場合、その業者には近づかないのが賢明です。
また、不用品の点数が多い場合などは、ちょっと面倒かもしれませんが、数社に依頼して相見積もりを取ることをおすすめします。 見積もりは無料という業者が一般的ですから、見積もりの際のスタッフの様子なども参考にし、比較検討したうえで契約すると良いでしょう。