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秋川の清流を抱くあきる野市 その不用品回収事情とは

1.レクリエーションなら秋川渓谷へGO！
あきる野市には都民の人気スポットが盛りだくさん

あきる野市は、東京都の西部に位置しています。 都心からは40kmから50km圏、1995年（平成7年）に秋川（あきがわ）市と五日市町が合併して誕生した、東京都の中では比較的新しい市になります。 東は福生市、羽村市、西は奥多摩町、檜原村（ひのはらむら）、南は八王子市、北は青梅市、日の出町に囲まれ、旧五日市町地域は奥多摩登山への玄関口の1つにもなっています。 市域は東西に細長く、東の旧秋川市、西の旧五日市町といった配置で、その市域を東西に貫く形で秋川（あきがわ）と平井川が流れており、市域の東端近くで多摩川と合流しています。

あきる野市網代（あじろ）橋付近から檜原村に及ぶ秋川沿いの渓谷は、秋川渓谷と呼ばれ、多摩川と比べるとなだらかな斜面と開けた川岸を持ち、BBQ場やキャンプ場なども多く、都民にとっては手軽なレジャーが楽しめるエリアとして知られています。 秋川は上流で北秋川と南秋川に分かれ、南秋川に注ぐ支流の養沢川（ようざわがわ）上流では、東京でありながらホタルが見られるポイントもあり、水の清らかさが伺えます。 あきる野市にはいくつもの滝や鍾乳洞なども在り、春から秋にかけて多くの人が訪れる人気のスポットです。

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2.西は山、東はなだらかな丘陵と地勢でも分かれるあきる野市

あきる野市の市域は、旧五日市町であった市の西部は奥多摩山地の一部で、いくつもの峰がそびえています。 旧秋川市であった東側では、河岸段丘である秋留（あきる）台地や比較的なだらかな秋川丘陵、草花丘陵が広がっています。 市域の中心地はやはりより平坦な旧秋川市エリアで、市役所などの行政機関や商店街はJR秋川駅周辺に集まっています。

しかしJR中央線の支線・五日市線の終着駅である武蔵五日市駅近くには、平安時代の「日本三代実録」と「延喜式」に記載されている阿伎留（あきる）神社が在り、古来より山あいに近い地域でも人々の営みがあったことが伺えます。 あきる野の市名は、この地域に古くから「秋留」「阿伎留」の地名があったことと、この阿伎留神社にちなんでいます。

なお、市名がひらがな表記になった経緯は、旧秋川市は「秋留」、旧五日市町は「阿伎留」を主張して、収集がつかなかったため。 戦国時代の終わり頃には、五日市より少し東に在った集落である伊奈と五日市に「市」が立つようになり、炭などが売買されて活況を呈しました。 五日市街道は初期には伊奈道と呼ばれ、石材の産地であった伊奈の石工が江戸城の築城のため行き来する際に使われていましたが、築城後は炭の輸送などにも使われるようになりました。 江戸時代末期、五日市の炭の年産は20万俵に及び、水運が主流であった当時、炭を乗せ秋川から多摩川を経て江戸市中に運ばれた筏は、3千枚もあったとされています。

また、養蚕が盛んであった周辺地域の絹糸を用いた黒八丈の生産も行われ、黒色無地の厚手の丈夫な絹布は、丹前や袢纏などの袖口布や掛襟に使われて、今でも黒八丈は「五日市」の別名を持ちます。 江戸期の集落はあきる野市内に点在しており、その多くの名称が市域の字名や町名に残されています。

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3.あきる野市のごみ分別ルールはシンプルです

あきる野市ではごみの種類を可燃ごみ、不燃ごみ、紙おむつ、缶・金属、びん類、紙類・布類、有害ごみ、ペットボトル、白色トレイ、使用済小型電子機器、粗大ごみに分けていて、収集に出すにはそのルールに従って分別しなければなりません。 分別をきちんとしたうえで、決められた曜日に決められた集積所に出す必要があります。

また、可燃ごみ、不燃ごみは、それぞれ専用の有料ごみ袋に入れて出すことが義務付けられています。 有料ごみ袋は、あきる野市内のコンビニエンスストアやスーパー、商店などで購入できます。

東京23区以外の自治体では、こうした有料ごみ袋を導入しているケースが多く、あきる野市以外の有料ごみ袋や、有料ごみ袋以外を利用して出した場合は収集されませんから、注意が必要です。 どういったものが可燃ごみ、不燃ごみになるのかや、資源系のごみの出し方などの細かい分別ルールは、あきる野市のホームページに詳細の説明がありますので、そちらを参考にしてください。
※変更されている可能性もありますから、詳しい情報は必ずあきる野市のホームページなどで確認してください

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4.あきる野市の粗大ごみ・不用品回収事情とは

あきる野市に粗大ごみの収集を依頼する場合は、事前に申し込みをする必要があります。 あきる野市では、地区ごとの収集業者に直接、電話で申し込みをすることになっています。 申し込みの際に品目・大きさ・数量を訊かれますので、事前に測っておきましょう。 受け付け時に処理手数料と、収集可能日の案内がありますから、あきる野市内の粗大ごみ処理券シール取り扱い店で必要な分のシールを購入し、必要事項を記入して粗大ごみに貼り、排出場所に出しておくという手順になります。

また、テレビやエアコンなど、家電リサイクル法で定められた家電製品や、石やコンクリート、LPガスボンベやペンキなどは処理困難物とされ、あきる野市では収集を行っていませんので、その点も注意してください。 収集時に立ち会う必要はありませんが、必要事項を記入した粗大ごみ処理券シールが貼られていない、記入に漏れがある、申し込みと異なる品目のものが出されているなどの不備があった場合は収集されませんから、確認が必要です。 粗大ごみ回収はどの自治体でも混み合っていて、順番待ちになっているのが通常ですから、引っ越しなどの予定がある場合は、はやめに申し込みをしておくと良いでしょう。

なお、粗大ごみを収集する業者は、家や部屋の中から不用品や粗大ごみを運び出すことなどには対応していません。 もし自力で移動ができないような大きさのものであるのなら、友人などに手伝いを頼まなければならないかもしれません。 そういった人手が用意できないならば、移動だけを業者に依頼するという方法もありますが、それならばはじめから不用品回収業者の利用を考えた方が良いでしょう。 不用品回収業者なら、部屋や家の中からの運び出しにも業者側のスタッフが対応するのが一般的ですので、人手の心配をする必要はありません。

また、回収日や時間も希望通りになるはずです。 分別が必要な細かい不用品が多くある場合、不用品回収業なら分別を含めて任せてしまえるので、手間暇が省けるというものです。 一人では遅々として進まない片付けも、プロの手にかかればあっという間に済んでしまうことでしょう。